@article{oai:baika.repo.nii.ac.jp:00000309, author = {北村, 伊都子 and KITAMURA, Itsuko}, issue = {19}, journal = {梅花女子大学文化表現学部紀要, Baika Women's University Faculty of Cultural and Expression Studies Bulletin}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、日本だけでなく世界中で感染対策のため、マスクの着用が普及した。これにより、鼻と口、つまり顔の下半分を互いに隠した形で他者とコミュニケーションをとることが余儀なくされ、表情の印象評定が困難になった(e.g.,Carbon, 2020)。この印象評定の困難さの度合いが文化によって異なるのかを、齊藤・元木・高野(2021)はオンライン実験によって日米比較を行った。結果、表情の印象評定はマスク着用によって影響があり、その度合いに日米差が見られた。特に、マスク着用の笑顔表情においては、アメリカ人は印象評定が阻害されるが、日本人では阻害がされなかった。この違いは、印象評定の際、人の顔のどの部分に注目するのかという文化の違いが影響を及ぼしていると考えられている(Yuki, Maddux, & Masuda, 2007)。加えて、なぜ注目する部分が違うのかについて、Tsai(2017)はその文化における理想的な感情表現・表情表出のルールにのっとっているからではないかとしている。本論文では、このようなマスク着用時における笑顔の印象評定の文化差について、日本を含む東アジア・北米に焦点をあて、文化的な背景を比較しながら検討を深めた。}, pages = {36--43}, title = {マスク着用における笑顔の印象評定の文化差}, year = {2023} }