@article{oai:baika.repo.nii.ac.jp:00000221, author = {増野, 智紀 and MASUNO, Tomoki}, issue = {10}, journal = {梅花女子大学心理こども学部紀要, Baika Women’s University Research Bulletin-Faculty of Psychology and Children’s Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では, 保育・教育環境で使用されている教材・玩具・遊具などの正しい使用方法や発達に応じた指導・援助方法を考察し幼児・児童が持っている表現する力を引き出す為には,どの様な環境下でどの様に指導・援助をすればより良い成果を得られるかを模索し,現場でのより良い活用方法を見つけ反映させることを目的としている。よって本誌では造形表現に着目し保育現場でのより良い環境構成を創り出す為のプロセスを考察し,執筆者自身の造形作家としての活動と経験を生かし,幼児期の発達にともなった表現する力をどの様に引き出すかを助言したい。幼児時期の造形表現とは、自分の感じたことを形として表す行為である。この際に保育者は幼児が形にする手助けをしながら共に楽しむ事が大切な役割であると考えられる,この際の関わり方や制作環境の違いで幼児の表現する力がどの様に変化するかを本誌では「積み木遊び」を通していくつかの事例と共に執筆者自身が積み木を制作しワークショップや展覧会を繰り返し開催して調査し成果を保育現場に反映させた。結果,幼児の興味を引き出す要素とは何かを見つけ,幼児に自由に発想させる為の準備方法,選べる・選択肢を増やす事,さらに保育者は幼児のイメージする世界感を理解して声をかけサポートする事,幼児の制作物に手を加えない事,手を加えるのでなく見本を見せてサポートする事で,制作する事への関心度が高まり幼児の表現する力に良い変化が見られた。この結果は「積み木遊び」だけでなく幼児の造形活動全般に共通すると言える。}, pages = {13--24}, title = {幼児・児童における造形表現の発達についての一考察 : 積み木の役割と表現力を引き出す環境設定 1}, year = {2020} }