@article{oai:baika.repo.nii.ac.jp:00000209, author = {北村, 伊都子 and KITAMURA, Itsuko}, issue = {16}, journal = {梅花女子大学文化表現学部紀要, Baika Women's University Faculty of Cultural and Expression Studies Bulletin}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 笑顔の印象形成に影響を及ぼす価値観は,どのように形作られるのだろうか.人間の顔の第一印象を形成する手がかりは,文化によって異なる (Todorov, 2017 中里訳 2018).北村 (2016) は,訪日外国人(北米人・インドネシア人)と日本人を対象に笑顔の印象形成に関する準実験を実施したが,笑顔の真偽性や笑顔の口の開閉に対する印象形成について,国籍差がみられたと述べている.また,日本人と他の2ヶ国の研究対象者をサブグループに分け,重回帰分析を行った結果,北米人・インドネシア人は笑顔の真偽性に関わらず口の開いた笑顔を好む傾向があることが示唆された (北村, 2018).加えて,国籍差だけでなく,各研究対象者が持っている文化的自己観 (北山, 1994)によっても印象形成に有意差が見られた.相互依存的自己観を有する研究対象者の方が,真の笑顔であるDuchenne-smile を鋭く見抜いていることが述べられている (北村, 2019).そこで本論文では,このような笑顔に対する印象形成差の背景にある価値観がどのように形作られているのかを,研究対象者の国籍の1 つであるインドネシアに焦点を当て,文化的・歴史的な観点から調査し,日本・北米との違いを比較しながら検討を深めた.}, pages = {20--29}, title = {笑顔の印象形成に影響を及ぼす背景 : インドネシアの観念的文化についての考察}, year = {2020} }