@article{oai:baika.repo.nii.ac.jp:00000130, author = {北村, 伊都子 and KITAMURA, Itsuko}, issue = {6}, journal = {梅花女子大学食文化学部紀要, Baika Women's University Research Bulletin-Faculty of Food Culture}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では,サービス・エンカウンターにおける笑顔の口の開閉による印象形成の差について,日本人・北米人・インドネシア人の3 ヶ国間で比較・検討を行った。Barger & Grandey (2006)などの先行研究から,おもてなしの現場では,笑顔の口の開閉により与える印象差が北米人の顧客満足度に影響することが知られている。しかし,台湾人を除く他のアジア人を対象とした研究はまだあまりなされていない。そこで,観光客(日本人・北米人・インドネシア人)を対象に質問紙を使用し,笑顔の口の開閉によって印象形成に差異が生じるか,準実験を行った。北村 (2016a)では,笑顔の種類(非Duchenne-smileとDuchennne-smile の2 種)と国籍(3 ヶ国)の2 要因分散分析の結果,国籍において主効果がみられた。加えて,口の開閉の印象差について,笑顔の種類と国籍の2×3 の2 要因分散分析を行ったところ,日本人は他の2 ヶ国と比べ,非Duchennne-smile の口の開閉の印象差が低く,負の相関がみられた。今回はさらに分析を深め,日本人と他の2 ヶ国の国籍をサブグループとし,性別,笑顔の種類,文化的自己感,非言語感受性を用い,口の開閉の印象差を従属変数として重回帰分析を行った結果,印象形成に国籍が影響していることが明らかとなった。よって,サービス・エンカウンターにおいて,顧客の国籍に合わせて笑顔の形状を変えて提示することが,印象形成向上に有効であることが示唆された。}, pages = {20--26}, title = {サービス・エンカウンターにおける口の開閉による笑顔の印象形成の差異について}, year = {2018} }